産業廃棄物について知ろう

世の中に産業廃棄物が増加した背景

高度成長期

産業廃棄物が確認された最も古い記録は、驚くことになんと終戦からわずが数年後のことでした。

戦後しばらくしてから、日本には何が起きたかご存知でしょうか。
それは、高度成長期です。
ちょうど前回の東京オリンピックが開催される時期のころであり、そのために道路をきれいに整備したり、いろんな商店や旅館などをどんどん増やしていきました。
しかし、たくさんのところを工事していけば、当然それだけの廃棄物が出来ていきます。
汚い泥や合成樹脂くず、そして廃油など挙げるとキリがないくらいです。

また、当時はそれらをきちんと処理出来る施設などが整備されていなかったので、処理がおろそかになってしまいました。
そしてその結果、ぜんそくなどの公害による被害が多く聞かれていきました。

バブルのときも

そして、産業廃棄物が増加した時期は実はもう一つ存在しています。

それは、平成に元号が変わったころです。
ちょうど世間はバブル経済に沸いており、それに伴いまた、さまざまな生産活動が活発化していきました。
たくさんのいろんなお店が出来たり、老若男女問わずに車を所有していたりしました。
まさに、日本全体が裕福な状態でした。

しかし、そうやって世間が賑やかな反面、産業廃棄物もどんどん増加傾向になっていきました。
どこの自治体も、高度成長期の失敗を教訓とし、これまで処分場を増やしていきましたが、それでも処理が追いつくということはなかなかありませんでした。
また、不法投棄が問題化していったのも、ちょうどこのころと言われています。